重要美術品六十振りを一堂に!「空前絶後の名刀展」
一九三三年(昭和八年)、「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」は、日本の美術品が海外へ流出することを防止する目的で制定されました。その後、一九五〇年(昭和二十五年)の文化財保護法の施行によって「重要美術品」の認定は廃止されましたが、いま以ってなお認定された美術品は高く評価されています。
今回の特別展では、「重要美術品」に認定されている日本刀のみ約六十振りを一堂に会し、認定の経緯を伝えるとともに、その作品のもつ力量や作風、歴史などの物語を通して日本刀の多彩で多面的な魅力を紹介します。
画像1:虫尽脇指拵 部分/
画像2:阿古陀形筋兜(前田利長所用)部分/
画像3:粟穂図大小縁頭 銘 一斎東明(花押)部分/
画像4:刀 金象嵌銘 貞宗 本阿(花押) (尾張徳川家伝来)部分/
画像5:刀 無銘 伝正宗 部分